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J-GLOBAL ID:201502210847768937   整理番号:15A0953218

Ag-Fe3O4コアーシェルナノ細線の成長機構と電気・磁気特性

Growth Mechanism and Electrical and Magnetic Properties of Ag-Fe3O4 Core-Shell Nanowires
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 29  ページ: 16027-16039  発行年: 2015年07月29日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水溶液中でのFe3O4の成長の核生成サイトとして銀ナノ細線(AgNW)を使用する容易で効果的な共沈法を用いて,一次元(1D)のAg-Fe3O4コア-シェルヘテロナノ細線を合成した。コア-シェルナノ細線のサイズと形態の制御は,FeCl3/FeCl2の濃度,ポリ(ビニルピロリドン)(PVP)の濃度,反応温度,および時間を含む,反応条件の簡単な調整によって達成できた。Fe3O4のシェルの厚さは6から76nmの間で,形態はナノ球とナノロッドの間でそれぞれ調整することができることがわかった。Ag-Fe3O4コア-シェルナノ細線の,可能な成長機構を提案した。まず,AgNWの表面のPVP由来のC=Oが核生成サイトを提供し,AgNWとFeCl3/FeCl2溶液間のその場酸化反応が,AgNWの表面でFe3+とFe2+の蓄積を促進する。次に,Fe3O4ナノ粒子がAgNWの表面で核生成する。最後に,Fe3O4ナノ粒子が試薬を使い切ってAgNW表面に成長する。FeCl3/FeCl2の濃度と温度が高い程,核生成と成長が促進し,Fe3O4のナノロッドの形成をもたらす。一方,その濃度と温度が低いと核生成と成長が遅く,Fe3O4のナノ球の形成をもたらす。さらに,Ag-Fe3O4コア-シェルナノ細線は,室温でITOよりも優れた電気特性と強磁性を示した。特に,Fe3O4シェルの厚さが9から76nmに増加するに伴い,飽和磁化(Ms)は5.7から26.4emug-1に増大した。1D金属ナノ細線上の磁気ナノ粒子の成長は,基礎および応用の両面で意味がある。
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分類 (3件):
分類
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その他の無機化合物の薄膜  ,  その他の無機化合物の磁性  ,  その他の接合 

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