抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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流れの分配器や多岐管は,反応物ストリームを供給し,生成物ストリームを取り出す熱回収システムなどの多くの工業プロセスに見られる。その用途に対応して,幾つかの出口間の流量配分は等しい場合も等しくない場合もある。ここでは,最適に配置した案内板を用いて流動多岐管内に所望の流量配分を達成するための計算方法を示した。出口流れが複数の場合,案内板の向きを決定することは非自明な問題である。一方のガイド板の位置は他の出口を通過する流量に影響を与える。この影響は単純なモデルから推定できないが,対応する流れの問題の計算流体力学(CFD)シミュレーションを用いて計算することができる。しかしながら,従来のCFDシミュレーションではガイド板の最適な位置を予測することは不可能であった。そこで,流量配分の問題を制約付き最適化問題として捉え,案内板の最適位置決定のための自動化手順を開発するために計算流体力学(CFD)に基づく流れソルバに十分に確立されたアルゴリズムを組み込んだ。固定および可変長さの案内板を配置した1入口4出口多岐管内の均一および不均一流量配分の場合について,この手順の適用性を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.