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J-GLOBAL ID：201502210855049257   整理番号：15A1010917

ニオブで改質したAISIH13ESR工具鋼における酸化物介在物上に析出する炭窒化物(Ti,Nb,V)(C,N)の挙動

Behavior of Carbonitride (Ti,Nb,V)(C,N) Precipitating on Oxide Inclusion in AISI H13 ESR Tool Steel Modified With Niobium

著者 (5件)： XIE You (Univ. Sci. and Technol. Beijing, Beijing, CHN) ,  CHENG Guoguang (Univ. Sci. and Technol. Beijing, Beijing, CHN) ,  CHEN Lie (XINING SPECIAL STEEL CO., LTD, Xining, CHN) ,  ZHANG Yandong (XINING SPECIAL STEEL CO., LTD, Xining, CHN) ,  YAN Qingzhou (XINING SPECIAL STEEL CO., LTD, Xining, CHN)
資料名： Iron & Steel Technology Conference Proceedings  (Iron & Steel Technology Conference Proceedings)
巻： 2015  号： Vol.3  ページ： 3407-3417  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0368B  ISSN： 1551-6997  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： AISIH13鋼は耐熱性,高温強度,耐摩耗性などに優れているために高温用工具鋼として使用されている。この工具鋼は炭素量が高いためにC,CrおよびVのミクロ偏析が起きやすい。そのため,凝固方法によって炭化物の分布や形状が大きく左右され,鋼の特性に影響を与える。本研究では,ニオブで改質したH13ESR(エレクトロスラグ再融解)工具鋼における複合酸化物・炭窒化物の生成挙動を解明し,熱力学的モデルを用いて考察した。炭化物の分布を制御するためには,Nbを添加することが有効とされている。しかしNbを添加すると巨大な共晶物が形成され,均熱処理だけでは対処できない。ESR処理は凝固時間が短く,ミクロ偏析を軽減することができるが,逆に炭窒化物が酸化物介在物の上に核生成・析出することが観察された。

シソーラス用語： エレクトロスラグ精錬 ,  *工具鋼 ,  高合金鋼 ,  中炭素合金鋼 ,  *非金属介在物 ,  ニオブ添加合金 ,  炭化物 ,  窒化物 ,  析出 ,  チタン化合物 ,  ニオブ化合物 ,  バナジウム化合物 ,  熱力学模型 ,  共晶 ,  偏析 ,  酸化物 ,  核形成 ,  *合金元素
準シソーラス用語： AISIH13 ,  ミクロ偏析 ,  炭窒化物

分類 (1件)： その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (9件)： ニオブ ,  改質 ,  工具鋼 ,  酸化物介在物 ,  析出 ,  炭窒化物 ,  Ti ,  Nb ,  挙動