文献
J-GLOBAL ID:201502210856369204   整理番号:15A1168946

超極薄ポリマーフィルム:ゴム状剛性,脆弱性,およびTg減少

Ultrathin Polymer Films: Rubbery Stiffening, Fragility, and Tg Reduction
著者 (2件):
資料名:
巻: 48  号: 17  ページ: 6329-6336  発行年: 2015年09月08日 
JST資料番号: B0952A  ISSN: 0024-9297  CODEN: MAMOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナノバブル膨張法を用いて,厚さ21~112nmのポリ(メタクリル酸エチル)(PEMA)超薄フィルムの機械的および粘弾性応答特性を解析した。ガラス転移温度(Tg=65°C)以上の温度にて,様々な厚さのPEMA超極薄フィルムの応力-歪み応答を調べた結果,PEMA超極薄フィルムの厚みが減少するにつれて,フィルムのゴム状剛性が増すことが分かった。これらの結果と,過去に解析を行ったポリスチレン,ポリ(酢酸ビニル),ポリカーボネート,セグメント化ポリウレタンおよびポリ(メタクリル酸n-ブチル)の結果との比較から,ポリマのゴム状剛性指数(S)が動的脆弱性と線形的に相関することが分かった。また,S値は結合パラメータとも線形相関しており,これはNgaiらの結合モデル(J.Polym.Sci.,B,Polym. Phys.2013,51)の予測と一致した。PEMA超極薄フィルムのTgに対する厚さの影響も調べたところ,厚みが減少するにつれてTgも減少することが分かったが,そのTg減少挙動の傾向は他のポリマとは異なっていた。これらの知見は超薄ポリマフィルムがゴム状剛性の性質を獲得する機構の解明に繋がることを示唆した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の力学的性質  ,  その他の高分子材料 

前のページに戻る