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J-GLOBAL ID：201502210873731677   整理番号：15A0787989

(5,4),(6,4),(6,5),および(8,6)カーボンナノチューブの酸素ドーピングに関するab initio検討

Ab Initio Study on Oxygen Doping of (5,4), (6,4), (6,5), and (8,6) Carbon Nanotubes

著者 (1件)： OHFUCHI Mari (Fujitsu Lab. Ltd., Atsugi, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 23  ページ： 13200-13206  発行年： 2015年06月11日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単層カーボンナノチューブを酸素ドーピングすることは,結果的にルミネセンス収率が向上し,新規ホトニックデバイスに適用される可能性があることから,近年,注目されている。本稿では,酸素原子や酸素分子が吸着したキラル(5,4),(6,4),(6,5),(8,6)カーボンナノチューブのab initio計算を行った結果を報告する。物理吸着した酸素分子から化学吸着に対するエネルギーバリアは,(6,4)ナノチューブについての逆反応の場合よりも低かったが,この関係は(8,6)ナノチューブでは逆であった。一方,(6,4)ナノチューブについては明白なルミネセンスピークがみられたが,(8,6)ナノチューブでは明白なルミネッセンスピークはみられなかった。この間の機構についても考察した。

シソーラス用語： *酸素 ,  *ドーピング ,  ab initio法 ,  吸着 ,  性質 ,  *物理吸着 ,  *化学吸着 ,  可逆反応 ,  障壁 ,  ルミネセンス ,  *単層カーボンナノチューブ ,  バンドギャップ
準シソーラス用語： エネルギー障壁 ,  キラル ,  逆反応

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (3件)： カーボンナノチューブ ,  酸素 ,  ドーピング