文献
J-GLOBAL ID:201502210896754770   整理番号:15A0441231

金ナノ粒子媒介光熱療法と5-フルオロウラシルに関するin vitro細胞毒性および遺伝毒性研究

In vitro cytotoxicity and genotoxicity studies of gold nanoparticles-mediated photo-thermal therapy versus 5-fluorouracil
著者 (8件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 2912,1-11  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,金属金ナノ粒子(AuNP)媒介の光熱療法(PTT)の腫瘍死効果を,標準化学療法剤としての5-フルオロウラシル(5-FU)と比較して調べた。本研究は,正常血液リンパ球中の薬剤について,可能な遺伝的異常についても重点を置いた。5-FUと直径約15nmの光活性化球状AuNPとの両方を用いて,MCF-7乳房腫瘍培養細胞をターゲットとした。アルカリコメットアッセイ,標準核型解析および多重化蛍光in situ交雑を適用して,各治療法の適用に由来し得る,可能な遺伝毒性および突然変異性副作用を調べた。その結果は,AuNP媒介PTTのLC25を,100μMの濃度で,12hの培養および光エネルギー50J/cm2で達成したことを示した。また,同じ効果を,MCF-7細胞の培養によって,同一濃度の化学療法剤5-FUを用いて得た。一方,AuNPは,DNA損傷について,4.6%までの有意でない細胞毒性効果を(5-FUが示す18.58%と比較して)示した。染色体研究は,AuNP媒介PTTで処理した細胞に対する正常核型をもたらしたが,5-FUで処理した細胞は,多種の型の数値的および構造的染色体異常を示した。最後に,5-FUと比較して,光活性化AuNP媒介PTTは,提示された実験条件下で遺伝性副作用を全く伴わずに,かなりの効率で乳房腫瘍細胞死をもたらすことを記した。Copyright 2015 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  金属薄膜 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る