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J-GLOBAL ID:201502210897879993   整理番号:15A1320972

イオン移動度分光法と共に用いるヘッドスペースガスクロマトグラフ法による熱移動流体中のベンゼンおよびフェノールの同時定量

Simultaneous determination of benzene and phenol in heat transfer fluid by head-space gas chromatography hyphenated with ion mobility spectrometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 144  ページ: 944-952  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イオン移動度分光法(IMS)による複雑系中のベンゼンおよびフェノール(BP)の様な幾つかの化合物の定量は,系中の他の成分の存在およびBPの高度の揮発性および低度のプロトン親和性の様な化学的性質に因り困難であった。熱移動流体(HTF)中のBPの監視は太陽熱プラントの正常な作動の点検および安全性および環境の理由のための基本であった。他の化合物の中でBPは,HTFを連続サイクル中高温に暴露する時生成し,その生成のためHTFの効率が低下した。最初に,トリチウムイオン化源を含むIMSと組み合わせたガスクロマトグラフカラムと対になったヘッドスペースモジュールを最適化しおよびHTF中のBPの同時定量を完全に検証した。その結果,提案した方法の検出限界(LOD)および定量限界(LOQ)は各々BPに関し各々0.011および0.038gL-1,および0.004および0.014gL-1であった。繰返し精度および再現性に関する精度は各々9.2%および13.3%より低かった。以上の結果,BPがHTF加熱過程で生成すること,およびBPの濃度がおよそ483時間である加熱時間に伴い増加することが立証できた。品質が低下したHTF試料中のBPの平均濃度値はガスクロマトグラフ法-水素炎イオン化検出器を用いて得た値とは大きく異なることはなかった。このため,IMSは太陽熱プラントにおけるHTFの野外での品質管理のための有望な技術であり,このことは分解生成物の定量化のためのIMSの速度,多能性,感応性および選択性に因った。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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有機化合物の各種分析 

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