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J-GLOBAL ID:201502210900379093   整理番号:15A1018878

冷間加工工具鋼の炭化物の進化

Evolution of carbides in cold-work tool steels
著者 (6件):
資料名:
巻: 107  ページ: 376-385  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: D0448C  ISSN: 1044-5803  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,作製と応用でのその全処理ルートに沿って,冷間加工工具鋼の炭化物進化の完全な履歴を示すことを意図した。鋳造から最終硬化熱処理までの一連のプロセスを,小規模の典型的商業的処理を再現するため,8%Cr鋼で行った。その後,各プロセス段階で見出された炭化物を,走査型あるいは透過型電子顕微鏡でのエネルギー分散分光法による電子回折により確認した。凝固後,MC,M7C3とM2C炭化物を確認し,最後のものは,1180°Cの熱間圧縮時に溶解した。徐冷が後に続く870°Cでのその後の焼鈍で,M6CとM23C6が追加されたが,それらは,次の1030°Cのオーステナイト化で溶解した。520°Cの最終テンパリング後,微細M23C6が再び析出したので,最終ミクロ組織は,MC,M7C3とM23C6炭化物を持つテンパーされたマルテンサイトであった。過渡的M2CとM6Cは,Moの偏析から始まり,減衰した偏析と結果として生じる熱力学的不安定性のため,最終的に消滅した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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組織的硬化現象 
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