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J-GLOBAL ID:201502210925367740   整理番号:15A1259326

金ナノ粒子-蛋白質凝集体のセラノスティックとしての潜在能力

Theranostic potential of gold nanoparticle-protein agglomerates
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 44  ページ: 18411-18423  発行年: 2015年11月28日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生物医学研究における診断薬および治療薬としての金ナノ粒子(Au NP)の輝かし成功を納めているアプリケーションが増えていることを受け,その最大のセラノスティック効果を得るためにはAu NP-蛋白質相互作用の研究は重要であり,従って総合的に理解することが求められている。Au NPと蛋白質の生理条件での相互作用は蛋白質を凝集させ,それが最終的にAu NP-蛋白質凝集体を形成させると考えられる。本論文で著者らはAu NP誘発性の蛋白質凝集に関わると思われるステップを特定し,そのプロセスにおける蛋白質の3次元構造の重要性について考察を試みている。Au NP-蛋白質凝集体は,親水性ならびに疎水性の薬物を同一ナノキャリア系に取り込むというユニークな機会を提供することを含め,抗癌剤を含む様々な治療的に重要な分子の効率的負荷および続く放出に活用できる可能性がある。更にAu NP-蛋白質凝集体は関連する蛋白質の立体構造の状態だけでなく凝集体内での蛋白質-蛋白質または蛋白質-Au NP相互作用を研究できる「自己-診断」系としても機能する。更に本論文では,こうしたAu NP-蛋白質凝集体の多機能セラノスティックアプリケーションのための新規プラットホームとしての潜在能力について,その刺激的な将来の可能性と合わせて紹介している。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (1件):
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生物薬剤学(基礎) 
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