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J-GLOBAL ID：201502210927852270   整理番号：15A1033362

炭素繊維強化複合樹脂成形

Forming of Carbon Fiber Reinforced Plastics

資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 56  号： 655  ページ： 690-692 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,平成26年の炭素繊維強化複合樹脂成形に関する研究・技術動向について概説した。まず,「熱可塑性CFRPの成形」について,連続繊維熱可塑性シートのプレス成形に関し,一方向繊維の場合と織物繊維の場合の成形性の違いを比較した研究,熱可塑性炭素繊維織物シートをカップ形状に成形する際の変形や金型設計法についての検討事例などを紹介した。次に,「熱可塑性CFRP成形のシミュレーション」について,CFRP板材の深絞り成形に関し,引張試験によって材料モデルを構築し,シミュレーションにより最適成形温度を求める研究などを紹介した。続いて,「熱可塑性CFRPの特性・評価」について,樹脂溶融温度付近でのCFRTPの物性として,片持梁の自重によるたわみを測定する研究を紹介すると共に,「熱可塑性CFRPの接合・2次加工」「熱硬化性CFRPの成形」についての研究報告を紹介した。

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  *複合材料 ,  *プラスチック成形 ,  *熱塑性 ,  成形性 ,  シミュレーション ,  *深絞り加工 ,  *引張試験 ,  特性 ,  融点 ,  片持梁 ,  たわみ
準シソーラス用語： CFRP ,  プレス成形 ,  二次加工 ,  *技術動向 ,  *金型設計 ,  織物繊維 ,  *熱硬化性 ,  *複合樹脂 ,  連続繊維

分類 (1件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J)

引用文献 (48件)：

• 1) 金原勲:材料構造技術としてのCFRP成形加工の将来,塑性と加工,55-642(2014),583-584.
• 2) 荻原慎二:繊維強化複合材料の力学特性,同上,55-642(2014),585-591.
• 3) 米山猛:熱可塑性炭素繊維強化プラスチックのプレス成形,同上,55-642(2014),592-596.
• 4) 松永尚徳:CFRTPプレス成形によるトランスバースメンバーの開発,同上,55-642(2014),597-601.
• 5) 仲井朝美:組紐技術を活用した連続繊維強化熱可塑性樹脂複合材料の成形加工,同上,55-642(2014),602-605.

タイトルに関連する用語 (3件)： 炭素繊維 ,  強化 ,  複合樹脂