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J-GLOBAL ID:201502210946135075   整理番号:15A0861546

外因性5′-アミド亜リン酸アデノシンは植物においてシグナル分子として挙動する;それはArabidopsis thaliana(シロイヌナズナ)実生においてフェニルプロパノイドとサリチル酸の代謝を増やす

Exogenous adenosine 5′-phosphoramidate behaves as a signal molecule in plants; it augments metabolism of phenylpropanoids and salicylic acid in Arabidopsis thaliana seedlings
著者 (4件):
資料名:
巻: 94  ページ: 144-152  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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細胞は標準的ヌクレオチドの様々の同族体を含有する。これらの一部はストレス下で細胞に蓄積して,シグナル分子として機能するかもしれない。それらの細胞レベルは酵素的に制御されている。以前,著者らはシロイヌナズナとブドウ(Vitis vinifera)においてジアデノシンポリホスファートと環状ヌクレオチドに関するシグナル伝達機能を実証した。これらの化合物はこれらの経路のある種の生成物の蓄積に結びつく遺伝子の発現およびフェニルプロパノイド経路の酵素の特異的活性を増やした。本論文で,著者らは,その濃度をHITファミリー蛋白質によって制御することができる5′-アミド亜リン酸アデノシンが類似した効果を誘発することを示した。シロイヌナズナ実生に添加すると,この天然ヌクレオチドは,アンモニアリアーゼであるフェニルアラニン,補酵素Aリガーゼである4-クマラート,けい皮酸塩-4-ヒドロキシラーゼ,カルコンシンターゼ,Nフェニルプロパノイド経路のキー反応を促進する蛋白質をコード化するADPオキシドレダクターゼとイソコリスミ酸シンターゼであるシンナモイル-補酵素Aに関する遺伝子を活性化して,リグニン,アントシアニンおよびサリチル酸の蓄積を引き起こした。アデノシン5′-ホスホラミダートの合成同族体であるアデノシン5′-ホスホフルオダートは同様に作用した。本結果によって,5′-アミド亜リン酸アデノシンが新しいシグナル伝達分子としてみなされると仮定できた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  細胞生理一般 
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