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J-GLOBAL ID:201502210950003744   整理番号:15A0791527

聴覚皮質における閾値レベルでの興奮と抑制のアンバランス

Imbalance of excitation and inhibition at threshold level in the auditory cortex
著者 (7件):
資料名:
巻: 2015  号: Mar  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: U7037A  ISSN: 1662-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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皮質の興奮と抑制の相互作用は皮質の情報処理の基本的な特徴である。最適な感覚興奮への応答において視床皮質系フィードフォワード微小回路のために単一の皮質ニューロンの興奮と抑制はニューロン集団で釣り合っている。皮質の興奮と抑制の釣合いが閾値興奮レベルに維持されるかどうかは不明である。マウスの一次聴覚野で視床皮質受容ニューロンのin vivo細胞全体のパッチクランプ記録を使って,著者らは閾値レベルでの音によって引き起こされた興奮性と抑制性のシナプス後電流を調べた。過去の報告と同様に,膜電位が単一皮質ニューロンの上で0mVに保持されると抑制性シナプス後電流を,膜電位が70mVに保持されると興奮性シナプス後電流を音が誘導した。閾値レベルの音興奮が示されると,この共役した興奮と抑制は示されなかった。ほとんどの場合,音は興奮性シナプス後電流だけを誘導した。興奮性応答と抑制性応答の最高頻度はしばしば異なり,抑制性応答の閾値は大部分が興奮性応答の閾値より高かった。著者らのデータは単一の皮質ニューロンへの興奮性入力と抑制性入力が閾値レベルでアンバランスなことを示唆した。このアンバランスは,視床皮質系フィードフォワード微小回路の固有な動態から生じるようである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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聴覚  ,  中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (4件):
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