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J-GLOBAL ID:201502210952579457   整理番号:15A1321794

コストパフォーマンスの高い太陽電池用の溶液処理可能なCu2SnS3薄膜: キャラクタリゼーション

Solution processible Cu2SnS3 thin films for cost effective photovoltaics: Characterization
著者 (3件):
資料名:
巻: 167  ページ: 309-314  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cu2SnS3 (CTS)薄膜を簡単な溶液プロセスゾルゲル法と低温アニーリングにより堆積した。フーリエ変換赤外分光器(FTIR)を用いてCu-Sn-チオ尿素錯体形成を解析した。初期前駆体溶液の種々相転移と堆積温度範囲を熱重量分析(TGA)と示差走査熱量測定(DSC)により測定した。X線回折(XRD)によりCTSアニール薄膜が正方相を形成することが判明した。Raman散乱スペクトルから,更に正方相形成が確認され,その他のいかなる二次相も見られなかった。薄膜のモルフォロジーと組成分析を,それぞれ走査型電子顕微鏡(SEM)とエネルギー分散分光(EDS)により調べた。原子間力顕微鏡(AFM)により表面ラフネスを1.3nmと見積もった。吸収係数は104cm-1であった。またバンドギャップは1.3eVであり,このことはCTSが太陽電池への応用の可能性を秘めていることを示唆している。薄膜の屈折率,吸収係数,及び比誘電率を分光エリプソメトリーにより測定した。ホール効果測定により2×1018cm-3のホール濃度,9S/cmの電気伝導度,及び29cm2/Vのホール移動度を持つp型性質のフィルムであることがわかった。本研究で明らかにされたCTSの特徴からCTSは薄膜太陽電池の有望な吸収層材料と言える。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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半導体薄膜  ,  太陽電池  ,  電池一般 
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