文献
J-GLOBAL ID:201502210994973634   整理番号:15A0520598

UV増感蛍光体としての異原子価ユーロピウムをドープした酸化マグネシウムの動力学的安定化

Kinetically stabilized aliovalent europium-doped magnesium oxide as a UV sensitized phosphor
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 4600-4608  発行年: 2015年02月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
サイズ不一致の異原子価イオンのドーピングは,熱力学的に不適当な関連する弾性および電子的応力のために困難である。このような特徴にもかかわらず,相分離速度を抑制することによりこの系を準安定にすることができれば,その使用は可能である。その可能性の観点から,ゾルゲル法を用いて,サイズ不一致三価ユーロピウムドープMgO系を作製した。これは光学用途に使用できる可能性がある。このドープ系は,準安定化できることを見出し,準安定性の程度は,相分離に必要な臨界温度(Tc)と相関し,ドーパント濃度とともに減少する。X=0.005,0.01,0.02に対して,Tcは,それぞれ,1200°C超,500~800°C,500°C未満である。合成温度が500°Cであると,臨界温度におけるこの傾向は,x>0.01のユーロピウムでMgOの準安定化を不可能とする。ドーピングは,X線回折データ,励起スペクトル,高解像度の発光スペクトル,発光寿命から明らかである。Eu3+の特徴的な強い赤色発光が,MgOマトリックスからEu3+へのエネルギー移動を介して観察された。密度汎関数理論ベースのシミュレーションは,光学の研究からも明らかなようにカチオン空孔の形成を介する低ドーピング濃度でのMgO中のEu3+の安定化を示唆した。また,(x=0.005)系から電子ビーム蒸着法を用いて堆積した薄膜は,CIE座標(0.26,0.21)をもつUV増感発光を示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
一般及び無機化合物の蛍光・りん光(分子)  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  無機化合物のルミネセンス 

前のページに戻る