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J-GLOBAL ID:201502211014744313   整理番号:15A1085960

結晶および非晶質のZnSにおけるCuドーピングおよびp-型補償のDFT+U検討

DFT+U studies of Cu doping and p-type compensation in crystalline and amorphous ZnS
著者 (3件):
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巻: 17  号: 39  ページ: 26270-26276  発行年: 2015年10月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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硫化亜鉛は,太陽エネルギーおよび光電子利用において大きな需要を有するp-型透明導電材料の開発のための優れた候補である。Cuによるドーピングは太陽スペクトルへの光透過性を維持したままZnSをp-型にする1つの潜在的な方法であるが,これはZnS中のCuの極めて低い溶解度およびp-型特性を取り除く電荷補償機構による制約を受ける。これらの機構は結晶構造(c-ZnS)と非晶質構造(a-ZnS)とで異なり,これら2種類のZnS相におけるCuのドーピングの傾向ならびにp-型材料を形成する実現可能性を差別化する。本研究においては連続ランダムネットワークモデルおよびHubbardのエネルギー補正を有する密度汎関数理論(DFT+U)を用いてc-ZnSとa-ZnSとの両方におけるCuドーピングの基本的な検討を行った。2つのCuZnおよび1つのS空孔を含む錯体の形成はどちらの相でも非常に有利であった。DFT計算によって得たこの電荷補償Cu錯体の局所環境は従来のEXAFS測定値と良好に一致した。一方でa-ZnSにCuを取込むとその結晶対応物(閃亜鉛鉱型)と比較して許容性が高く,より高いCu濃度の可能性を示した。他方で,a-ZnSにおけるp-型特性を補償する別の固有機構すなわち共有結合S-S「ダンベル」単位の形成もあった。S-S結合を形成する局所構造のこの再構成は自発的に進行可能であり,従ってZnSのp-型ドーピングは非晶質相中でさえ困難であった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の電気伝導  ,  塩 

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