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J-GLOBAL ID：201502211017821629   整理番号：15A1156669

ハイパー原子核物理の実験的レビュー: 最近の成果と将来の展望

Experimental review of hypernuclear physics: recent achievements and future perspectives

著者 (2件)： FELICIELLO A (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare-Sezione di Torino, Torino, ITA) ,  NAGAE T (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Reports on Progress in Physics  (Reports on Progress in Physics)
巻： 78  号： 9  ページ： 096301,1-30  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： H0130A  ISSN： 0034-4885  CODEN： RPPHAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 欧州,米国,日本で行われたハイパー原子核物理学における第二世代の実験で基本的役割を果たした古い陽子シンクロトロンの幾つかが運転停止されて以来,サブMeVのエネルギー分解能を目指した幾つかの新しい実験装置が長期にわたり稼働中である。本論文では,主にHYP2003会議以後の実験の進歩をレビューした。第2節で,基本的実験オブザーバブルと測定法を示し,これらの結果から物理学的興味を論じた。第3節では,この研究分野の歴史を概観した。第4節で,単一Λ-ハイパー原子核のハイパー核分光法の最近の進歩を要約した。第5節で,中間子及び非中間子弱崩壊の研究の進歩に触れた。第6節で,Σ-,Ξ-,二重Λ-ハイパー原子核などの研究をレビューした。第7節で,高エネルギー重イオン衝突で生成された反ハイパー原子核の新しい研究分野を紹介した。第8節で,深く束縛された<span style=text-decoration:overline>K</span>-核の新しい研究分野を示した。最後に,将来を展望した。

シソーラス用語： *ハイパー原子核 ,  オブザーバブル ,  陽子シンクロトロン ,  研究施設 ,  *Λ粒子 ,  Σ粒子 ,  Ξ粒子 ,  崩壊 ,  核物質 ,  SU群 ,  理論 ,  B-B相互作用 ,  π中間子 ,  K中間子
準シソーラス用語： J-PARC ,  SU(3)理論 ,  *弱崩壊

分類 (1件)： ハイパー原子核  (BG02060V)

タイトルに関連する用語 (7件)： ハイパー原子核 ,  物理 ,  実験 ,  レビュー ,  成果 ,  将来 ,  展望