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J-GLOBAL ID：201502211038649516   整理番号：15A0829122

微生物学的に安全か?(食品工業)

Microbiologically safe?

資料名： Food Processing (Tonbridge)  (Food Processing (Tonbridge))
巻： 84  号： 3  ページ： 20-22  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： C0004A  ISSN： 0264-9462  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品安全に関わるアウトブレークの重要性については誇張しすぎることはない。2011年にコロハスプラウトが原因の大腸菌汚染でヨーロッパ・アメリカ8カ国で53名の死者が出たが,このアウトブレークによる農場と業界の損失は13億ドルで,EU22カ国で緊急措置などの費用に2億3600万ドルを要した。先進国では毎年3人に1人が食中毒にかかる恐れがある。食品工場にどんな微生物がどれくらいいて,汚染によってどのようなリスクがあるか知ることは工場管理者の責務である。世界の食品安全性市場は2020年には160億ドルの規模になると想定される。効率的で検証された清掃プログラムを定期的にモニタリングすることが欠かせない。食品工場の清潔度を測定するための微生物学はほぼ迅速法に置き換わった。この方法は清掃時に結果を得ることができ,清掃チームは不合格の箇所を再清掃することができる。その結果を記録してデータの分析が可能となる。微生物は試料や工場で均一に分散して存在するものではないことに注意すべきである。微生物管理を行なうべき対象として,作業者,空気及び水,害虫及び工場建物,適正作業基準について述べ,環境モニタリングにおけるATPバイオルミネッセンスの利用,データ管理,について解説した。

シソーラス用語： *食品工業 ,  *食品加工 ,  *安全性 ,  *食品科学 ,  *微生物学 ,  コロハ ,  食品工場 ,  食品衛生 ,  食品汚染 ,  微生物汚染 ,  清掃 ,  食品検査 ,  環境モニタリング ,  微生物検査 ,  *食品安全性
準シソーラス用語： ATPふき取り検査 ,  アウトブレーク ,  バイオルミネセンス ,  フェヌグリーク ,  食品工場衛生 ,  *食品微生物学 ,  迅速検査

分類 (3件)： 食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M) ,  食品工業一般  (FJ02010F) ,  食品衛生一般  (FJ01051H)

タイトルに関連する用語 (2件)： 微生物学 ,  食品工業