文献
J-GLOBAL ID:201502211046034393   整理番号:15A0952960

コヒーレントに励起された3準位原子系における破壊性干渉と構成干渉

Destructive and constructive interference in the coherently driven three-level systems
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号: 13/14  ページ: 1091-1097  発行年: 2015年07月20日 
JST資料番号: D0250A  ISSN: 0950-0340  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多準位原子系における異なる経路の間の量子干渉によって,イオン化抑制に関するFano効果,自然放出の禁制,コヒーレント分布トラッピング,電磁誘導透明化(EIT),分布反転を伴わないレーザー発振(LWI),屈折率の増大,および光速以下の群速度や超光速の群速度のような幾つかの興味深い効果がもたらされる。例えば,1989年に,Harrisは3準位原子系の上部に位置する2つの準位が同じ連続状態と結合した場合,LWIの可能性を示すためにFano干渉効果を利用した。1990年に,プローブ遷移の上に位置する準位が強い電磁場によって3番目の準位と結合したEITが見い出された。本稿では,Autler-Townes(AT)の3準位原子系における破壊性干渉および構成干渉効果を,着衣状態に基づいて研究した結果を報告する。最初にATシステムを解析するための方程式を導出し,破壊性干渉と構成干渉を明らかにする。次に干渉を支配する物理的背景について詳細し,干渉経路を明らかにする。干渉経路の各々は,2つの過程,即ち,誘導吸収と自然放出によって形成されることが判明した。また,強い電磁場のRabi周波数が減衰速度よりも大きい場合には,干渉効果を無視できることが分かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
原子と光子の相互作用 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る