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J-GLOBAL ID:201502211048039987   整理番号:15A0749737

果実に於けるクチクラの生合成及び組成へ焦点を合わせて

A Focus on the Biosynthesis and Composition of Cuticle in Fruits
著者 (3件):
資料名:
巻: 63  号: 16  ページ: 4005-4019  発行年: 2015年04月29日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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野菜のクチクラに関する情報は多いが,果実表皮のクチクラに関する情報が少ないため,果実の熟成中のクチクラの組成及び生化学的変化に関する文献をまとめて総説とした。クチクラは架橋ポリマーとしてのクチン及びワックス状の層から構成され,ワックスの前駆体は飽和脂肪酸(C16及びC18)で,クチンでは主にC16:0及びC18:xヒドロキシ脂肪酸類である。ワックスは主にトリテルペノイド類を含む。トマト,トウガラシ,ナス,リンゴ,ナシ,モモ,スイートチェリー,柑橘類,ブドウ,オリーブ及びカキ等のクチクラの組成は種間で相当変動するが,系統的には類似している。クチクラ組成は熟成により変化するが,果実間の変動も大きい。クチクラの生合成に関連する遺伝子研究は多くないが,トマトでは熟成と共にワックス形成関連LeCER6遺伝子が増加し,クチン生合成にはS1SHN3遺伝子が,スイートチェリーではPaLACS2及びPaATT1遺伝子が,リンゴではトリテルペン合成にMdOSC遺伝子が関連している。クチクラ構造の一般化したモデル作成には更に基礎的な研究が必要である。
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分類 (2件):
分類
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植物の生化学  ,  多糖類 
タイトルに関連する用語 (5件):
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