抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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NTTは多モードファイバを用いた6~100Mbit/sの光伝送方式を1980年に,単一モードファイバを用いた400Mbit/s方式を1983年に公衆通信網に導入した。光コネクタとしてはFC形を用いていた。これは着脱時に外力の影響を受けない構造の精密フェルールを用いたものであるが,高精度加工を要し経済的な難点があった。次に開発されたSC形コネクタは,プラスチック成形,プッシュプル締結,ジルコニアフェルール等の技術により,操作性,安定性,経済性に優れている。NTTは1988年からSC形コネクタを公衆通信網に導入する一方,NTTアドバンステクノロジから約200社に技術移転をした。IECの関連の分科委員会SC86Bに提案し,1997年に国際規格として発行された。SC形コネクタの構造,設計,特性を解説し,国際化の経緯を説明した。