文献
J-GLOBAL ID:201502211060855804   整理番号:15A0903411

アカパンカビの光シグナル伝達および概日時計における後成的および翻訳後修飾

Epigenetic and Posttranslational Modifications in Light Signal Transduction and the Circadian Clock in Neurospora crassa
著者 (5件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 15347-15383 (WEB ONLY)  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
キー非生物シグナルである青色光は,多くの生物において幅広い種類の生理学的過程を制御している。これらの現象の1つは,青色光の位相設定効果に感受性の生物,および明暗の日周変化の制御下において存在する,概日周期である。概日時計は,細胞性代謝および生化学的過程に緊密に関連する,自己調節的交代性ネガティブおよびポジティブフィードバックループから成る。アカパンカビは,これらの現象にかかわる分子機構の研究にとって,優れたモデルとなる。White Collar Complex(WCC),すなわち青色光受容体および概日性オシレータの転写因子,および頻度(FRQ),概日時計ペースメーカーが,Neurosporaの概日系のコアにある。真核生物の概日時計は,転写性/翻訳性フィードバックループに寄っている。いくつかの蛋白質は,それらの転写因子の活性阻害,約24時間に渡る自立性振幅の発生により,自身の合成をリズミカルに抑制する。恒久的自立性振幅の,基礎的機構の1つが,翻訳後修飾(PTM)である。アクロニムPTMは一般的に,アセチル,メチル,スモイルまたはリンの含むグループを,蛋白質の様々なタイプに付与することを示すものである。蛋白質は調節性または酵素性,またはクロマチンの構成成分となり得る。PTMは,蛋白質安定性,相互作用,局在化,活性およびクロマチンパッケージングに影響する。クロマチン修飾およびPTMは,Neurosporaにおける概日時計の制御に関連している。WCCのような転写因子の後成的発現制御に関する研究は,光依存性遺伝子転写の時間的修飾についての新しい洞察を生み出した。ここに著者らは,アカパンカビの概日時計の制御における,後成的発現および蛋白質PTMについて報告した。著者らはまた,概日時計の青色光制御の基礎における,分子機構を図示するモデルを示した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物生理一般  ,  微生物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る