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J-GLOBAL ID:201502211066191215   整理番号:15A1407319

パラジウム触媒によるStille反応でのフッ素の3つの役割

On the Triple Role of Fluoride Ions in Palladium-Catalyzed Stille Reactions
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号: 50  ページ: 18401-18406  発行年: 2015年12月07日 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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フッ素イオンの存在下で行ったStille反応(ArXのAr′SnBu3とのカップリング反応)の機構が確立される。trans-[ArPdBr(PPh3)2」(Ar=Ph,p-(CN)(C6H4)のAr′SnBu3(Ar′=2-チオフェニル)とのフッ素イオンの存在下での反応速度論データから,フッ素イオンの3つの役割が確認される。フッ素イオンは,律速段階のトランスメタル化をtrans-[ArPdF(PPh3)2]の生成によって促進し,これが室温でAr′SnBu3(Ar′=Ph,2-チオフェニル)と反応する。その一方で,trans-[ArPdBr(PPh3)2]は不活性である。しかし,[F-]/[Ar′SnBu3]の濃度比は,不活性のアニオン性すず酸塩[Ar′Sn(F)Bu3]-の生成のために大きくならない。このことは,実験的に観察されたフッ素イオンによってもたらされる2つの対立する速度論的な役割を合理的に説明し,速度論的規則と一致することが分かる。また,フッ素イオンは,トランスメタル化の過程で生じるtrans-[ArPdAr′(PPh3)2]からの還元脱離を促進する。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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付加反応,脱離反応  ,  貴金属触媒 
タイトルに関連する用語 (4件):
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