文献
J-GLOBAL ID:201502211071497209   整理番号:15A1024298

リベリア,Kpalaにおける野生チンパンジーの杵つきと木の実割り

Pestle-pounding and nut-cracking by wild chimpanzees at Kpala, Liberia
著者 (3件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 113-117  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: X0725A  ISSN: 0032-8332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ギニアのBossouは野生チンパンジーの長期的研究現場の1つで,ギニアとリベリア間の国境からわずか数キロに位置する。この領域の森林はギニア国境を越えて広がり,Bossouチンパンジーは隣接するリベリアの森林を使用することが見出されている。現地の助手と著者はリベリアにおけるこれら森林の調査を開始し,追加のチンパンジー集団がリベリア,ニンバ郡に生息していることを発見した。本研究は,ニンバ郡のKpala領域の森林に生息するチンパンジーの道具使用行動を報告する。著者らは,野生チンパンジーのBossou集団でのみ確認されていた杵つき行動を直接観察した。さらに著者らは木の実割りの音を聞き,チンパンジーが石により油やしの実を割って開ける様子の撮影に成功した。石を道具として使用する行動の独自性は,Bossouで長期的に研究されてきたチンパンジー集団で主張されてきたが,この行動はこの領域においておそらくはで広く分布している。移住チンパンジーは,文化的道具使用行動の伝播に関与していると考えられる。もし遠距離に位置している集団が類似した文化的行動を共有しているのであれば,それらの間で遺伝子交換がなされている可能性もある。保護の努力はBossouだけでなく,国境を越えた非保存森林を含む広範な領域でも必要とされている。Copyright 2015 Japan Monkey Centre and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個生態学 
引用文献 (24件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る