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J-GLOBAL ID:201502211088497164   整理番号:15A1311375

海岸堤防の粘り強さ向上による減災効果の感度分析

SENSITIVITY ANALYSIS FOR EVALUATING THE DISASTER RISK REDUCTION ACHIEVED BY ENHANCING PERSISTENCE OF COASTAL DIKES AGAINST TSUNAMIS
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.1597-I.1602 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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海岸堤防が津波越流に対して粘り強い構造となることが背後地における家屋被害軽減や避難時間確保に及ぼす影響について定量的に感度分析するために,43ケースの津波浸水シミュレーションを実施した。津波の規模と破堤遅延時間を変えて計算したところ,堤防の破堤が遅れることで津波浸水範囲の低減,背後地における津波到達の遅延が起こり,その効果は津波の規模が小さい時ほど顕著であることが確認された。また,堤防の破堤遅延時間が長くなると,内陸部における二線堤等による減災効果がより高くなることも確認された。堤防の残存率を変えた計算では,減災効果を得るにはある一定以上の残存率が必要であることを示唆する結果が得られた。これらの結果は,粘り強い構造の海岸堤防に関する技術開発の意義を示すものとなった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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海岸工学 
引用文献 (7件):
  • 1) 国土交通省水管理・国土保全局海岸室,国土交通省国土技術政策総合研究所河川研究部海岸研究室 : 津波浸水想定の設定の手引き Ver. 2.00(オンライン),http://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/bousai/saigai/tsunami/shinsui_settei.pdf,2012.参照2015-5-9.
  • 2) Okada, Y. : Surface deformation due to shear and tensile faults in a half-space, Bulletin of the Seismological Society of America, Vol. 75, pp. 1135-1154, 1985.
  • 3) 国土交通省水管理・国土保全局河川環境課水防企画室,国土交通省国土技術政策総合研究所危機管理技術研究センター水害研究室 : 浸水想定区域図作成マニュアル(改訂版)(オンライン),http://www.mlit.go.jp/river/bousai/main/saigai/tisiki/syozaiti/pdf/01.pdf,2014,参照2015-5-9.
  • 4) 本間仁 : 低溢流堰堤の流量係数(第二編),土木学会誌,第26巻,第9号,pp. 849-862, 1940.
  • 5) 岩崎敏夫,真野明 : オイラー座標による二次元津波遡上の数値計算,第26回海岸工学講演会講演集, pp. 70-74, 1979.
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