文献

J-GLOBAL ID：201502211095192793   整理番号：15A0485530

有機触媒アプローチを用いたバイオマス由来メチルケトンの液体輸送燃料前駆体への触媒作用による格上げ

Catalytic Upgrading of Biomass-Derived Methyl Ketones to Liquid Transportation Fuel Precursors by an Organocatalytic Approach

著者 (8件)： SANKARANARAYANAPILLAI Shylesh (Energy Bioscience Inst. & Dep. of Chemical and Biomolecular Engineering, Univ. of California, Berkeley, CA-94720 (USA)) ,  SREEKUMAR Sanil ,  GOMES Joseph ,  GRIPPO Adam ,  ARAB George E. ,  HEAD-GORDON Martin ,  TOSTE F. Dean ,  BELL Alexis T.
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 54  号： 15  ページ： 4673-4677  発行年： 2015年04月07日 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリカアルミナ担体に第2級アミンを孤立付加することにより,ジェットディーゼル燃料前駆物質へのバイオマス由来メチルケトン類の自己縮合に用いる,高効率かつ耐水性の固体塩基触媒を開発した。アミン基の性質や密度,酸性部位と塩基性部位との空間距離とは別に,担体物質の酸性度が触媒活性に重要な役割を与えることを示した。また,第2級アミン基と弱酸性シラノール/アルミノールとの組み合わせにより,プロリン触媒に類似し,選択的二量化反応において,アミン類と有機酸との組み合わせに比べ,より効果的な触媒活性を有することを示した。In situ FTIR測定により,酸性部位がカルボニル基を通じてメチルケトン類を活性化し,エナミン中間体を経由して好都合なC-C結合形成過程へ導くことを示した。反応経路のDFT分析により,C-C結合形成が律速段階であることを確認した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： アルドール反応 ,  *触媒 ,  *有機化合物 ,  *第二アミン ,  ジェット燃料 ,  ディーゼル燃料 ,  *ケトン ,  担持触媒 ,  反応機構 ,  密度汎関数法 ,  律速
準シソーラス用語： バイオマス由来 ,  *有機触媒

分類 (3件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  燃料油  (YF02072I) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

物質索引 (7件)： (4Z)-5-メチル-4-ヘプテン-3-オン ,  (5Z)-6-メチル-5-ノネン-4-オン ,  (6Z)-7-メチル-6-ウンデセン-5-オン ,  (7Z)-8-メチル-7-トリデセン-6-オン ,  (9Z)-10-メチル-9-ヘプタデセン-8-オン ,  (11Z)-12-メチル-11-ヘニコセン-10-オン ,  (15Z)-16-メチル-15-ノナコセン-14-オン

タイトルに関連する用語 (7件)： 有機触媒 ,  バイオマス由来 ,  液体輸送 ,  燃料 ,  前駆体 ,  触媒作用 ,  格上げ