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J-GLOBAL ID：201502211118239793   整理番号：15A1047733

溶接部検査で活用される製品と技術 1)電位差法を用いたスポット溶接の非破壊評価法 焼入れ判定器WT-4102の応用編

著者 (1件)： 岩田成弘 (電子磁気工業)
資料名： 検査技術  (Inspection Engineering (Tokyo))
巻： 20  号： 10  ページ： 70-75  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： L3524A  ISSN： 1342-9825  CODEN： KGEIAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 抵抗溶接の一種であるスポット溶接の非破壊評価法には,従来から音波法,磁気法,渦電流法等が研究・開発されているが,評価精度が十分でない等の理由から広く利用されていない。本稿では,電位差法を用いたスポット溶接の非破壊評価法を提案し,まず,その概要を紹介した。この評価法は,4探針プローブをスポット溶接の中心を通るように繰返し位置をずらして電位差測定を行い,測定線における電位差分布を取得し,得られた電位差分布よりナゲット径を算出し,スポット溶接の評価とする方法であると説明した。また,本評価法を検証するうえで有限要素法によりスポット溶接(2枚溶接)の解析を行った。その結果,電位分布の最大値を検出することにより溶接の境界を検出でき,ナゲット径の測定を行えることが明らかになったと述べた。更に,焼入れ判定器WT-4102によるスポット溶接の非破壊評価法は,スポット溶接の品質管理に十分に適用できることを確認できたと述べた。

シソーラス用語： *溶接部 ,  *検査 ,  *電位差測定法 ,  *点溶接 ,  焼入 ,  *抵抗溶接 ,  渦電流 ,  プローブ ,  有限要素法 ,  解析 ,  *電位分布 ,  品質管理
準シソーラス用語： *探針 ,  *非破壊評価

分類 (1件)： 溶接欠陥  (WC07130P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 溶接部 ,  検査 ,  活用 ,  電位差 ,  スポット溶接 ,  非破壊評価 ,  焼入れ ,  応用