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J-GLOBAL ID:201502211133894373   整理番号:15A0513068

西日本の孟宗竹(Phyllostachys pubescens)林と常緑広葉樹林の間の土壌水分量の比較

Comparisons of soil-water content between a Moso bamboo (Phyllostachys pubescens) forest and an evergreen broadleaved forest in western Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 96-103  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: U0708A  ISSN: 1442-1984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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日本では,孟宗竹(Phyllostachys pubescens,外来侵入性巨竹)林が帰化して急速に拡大し,周囲の広葉樹林及び針葉樹林に取って代わっている。これらの森林タイプの置換に起因する水文学的循環への影響を評価するために,西日本(九州北部)の群生の事例研究で,孟宗竹林の土壌水分量及び空間変異を近隣の常緑広葉樹林と比較した。平均深度0~60cmにわたる平均体積土壌水分量は竹林が広葉樹林より一貫して高かった。これらの結果は,孟宗竹林の土壌水分量を他の森林タイプと比較した以前の研究と対照をなす。竹林では林冠キャノピー蒸散量と土壌蒸発量(E)の合計が広葉樹林より大きい傾向があった。小さな林冠遮断損失が竹林で報告された。したがって,大量のEは竹林の林冠遮断損失と平衡する。2つの群生間の土壌特性の相違が土壌水分量の差異の主因の可能性がある。竹林の土壌水分量の空間変化が広葉樹林より大きかったことは,以前の一連の研究結果が確認された。このことは,竹林におけるよく発達した根系が土壌の選択流を高めることからたまたま起き得る。生態系機能に与える外来巨竹の攻撃的侵入の影響を評価するために,本稿は,さまざまな孟宗竹の種々の水文学成分を測定する詳細な研究を推奨する。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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森林植物学  ,  土壌物理 

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