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J-GLOBAL ID：201502211149673814   整理番号：15A0200555

高分子被覆に基づく無機ナノ結晶と生物系のインタフェイシング戦略

Strategies for interfacing inorganic nanocrystals with biological systems based on polymer-coating

著者 (4件)： PALUI Goutam (Florida State Univ., Florida, USA) ,  ALDEEK Fadi (Florida State Univ., Florida, USA) ,  WANG Wentao (Florida State Univ., Florida, USA) ,  MATTOUSSI Hedi (Florida State Univ., Florida, USA)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 44  号： 1  ページ： 193-227  発行年： 2015年01月07日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞や生体組織のイメージングあるいはセンサ設計のための新しいプラットフォームを作製するため,近年,無機(金属または金属酸化物)ナノ粒子と生物系のインタフェイシングが注目されている。この方法がうまくいくかどうかは,用いるナノ粒子の表面リガンドによって決まる水分散性,すなわちコロイド安定性,に強く依存する。本論文はこの様なプラットフォーム設計のためのインタフェイシング戦略に関するレビューである。最初に,金属,半導体あるいは磁性無機ナノ結晶(発光性量子ドット,酸化鉄ナノ結晶,金ナノ粒子)の成長法について示した。次に,これらのナノ結晶の水分散性を良くするため,以下の2つの方法について論じた: 1)負のキャップを親水性リガンドと交換する,2)両親媒性ブロック共重合体内へのカプセル封入を経る相間移動。続いて,これらの修飾無機ナノ結晶に標的の生物系を結合する方法について一般的に論じ,金ナノ粒子,量子ドットあるいは磁性ナノ粒子を用いたイメージングあるいはセンサ応用例を示した。これらの結果から,高分子被覆ナノ結晶が生物学的イメージングあるいはセンサのプラットフォームとして適していることを示した。

シソーラス用語： *ナノ結晶 ,  *ナノ粒子 ,  *量子ドット ,  *表面改質 ,  高分子 ,  酸化鉄 ,  金 ,  安定性 ,  分散【dispersion】 ,  カプセル封じ ,  *画像処理 ,  *バイオセンサ ,  *インタフェイス
準シソーラス用語： コロイド安定性 ,  磁性ナノ粒子 ,  水分散 ,  *インタフェイシング

分類 (3件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  分析機器  (CC02020S) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高分子被覆 ,  ナノ結晶 ,  生物 ,  インタフェイシング ,  戦略