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J-GLOBAL ID:201502211159736980   整理番号:15A1066071

ヒト及びツパイのアルファシヌクレイン:cDNA配列比較と蛋白質構造解析

Human and Tree Shrew Alpha-synuclein: Comparative cDNA Sequence and Protein Structure Analysis
著者 (24件):
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巻: 177  号:ページ: 957-966  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シナプス蛋白質アルファシヌクレイン(α-syn)は多くの神経変性疾患と関連し,多くの種での相同性解析が報告されてきた。それにもかかわらず,cDNA配列及びツパイのα-synの蛋白質構造についてはあまり知られておらず,この情報は健康及び疾病の両方における役割を理解するために役立つ可能性があった。ヒトα-syn cDNA配列のプライマーを設計した;そしてツパイα-syn cDNAをRT-PCRで得て配列決定した。得られたα-syn cDNA配列に基づき,α-synのアミノ酸配列と空間構造を予測して解析した。相同性解析の結果,ツパイcDNA配列はヒトcDNA配列と,ヌクレオチド位45,60,65,69,93,114,147,150,157,204,252,270,284,298,308,及び324を除いて一致していた。さらに蛋白質配列を分析した結果,ツパイα-syn蛋白質配列は,ヒトα-synと97.1%同一であることが明らかになった。ランダムコイル及びα-ヘリックスに基づくツパイα-synの蛋白質二次構造はヒトの構造と一致していた。ツパイα-synの103位を除くリン酸化部位も高度に保存されていた。ツパイα-synの予測した空間構造はヒトα-synと同一であった。このように,α-synはツパイとヒトにおいて類似の機能を有する可能性があり,ツパイがα-シヌクレイン病の病因研究のモデル動物となる可能性があった。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子構造  ,  核酸一般 

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