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J-GLOBAL ID:201502211161911160   整理番号:15A0974501

ヒトのインテレクチン1による微生物のグリカンの認識

Recognition of microbial glycans by human intelectin-1
著者 (15件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 603-610  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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自然免疫に関与するX型レクチンであるヒトのインテレクチン1(hIntL-1)のリガンドを探索し,また選択的結合の構造基盤を明らかにした。ELISAと表面プラズモン共鳴によれば,hIntL-1はβ-D-ガラクトフラノース(β-Galf)に選択的に結合した。グリカンマイクロアレイによる網羅的解析で,hIntL-1は,グリセロールリン酸,β-Galfまたはヘプトースを有する微生物のグリカンのエピトープに反応したが,哺乳類の糖鎖にはほとんど反応せず,例えば微生物の持つ3-デオキシ-D-マンノ-オクト-2-ウロソン酸(KDO)とは結合する一方,部分的に同一の構造を持つ哺乳類のα-N-アセチルノイラミン酸(α-NeuAc)とは結合しなかった。更にX線構造解析とドッキングシミュレーションにより,この選択性がグリカン結合部位における静電作用や立体障害に起因することが示唆された。また,hIntL-1の肺炎レンサ球菌への結合を調査したところ,上記のグリカン構造を提示するセロタイプにのみ結合した。この結果からもhIntL-1の結合が選択的であると理解できる。
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分類 (3件):
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分子構造  ,  糖質・糖鎖一般  ,  感染免疫 
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