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J-GLOBAL ID:201502211177740412   整理番号:15A0978032

ナミビア,Damara造山の初期ステージにおける地殻の関与が果たした役割:Goas火成複合岩体のU-Pb及びLu-Hf同位体データによる新たな制約条件

Role of crustal contribution in the early stage of the Damara Orogen, Namibia: New constraints from combined U-Pb and Lu-Hf isotopes from the Goas Magmatic Complex
著者 (8件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 961-986  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ソレアイト質からカルクアルカリ質のGoas複合岩体はDamara造山帯の内陸分岐における最初期のマグマ活動の産物である。単一ジルコンLu-Hf同位体データに加えてLA-ICP-MSによるジルコンのU-Pb地質年代学から,その貫入年代とマグマ源に対する地殻の関与の確認が可能である。約575Maにおける最初のソレアイト質岩の貫入と主要な閃緑岩から花崗岩の活動時期との間に時期的な間隙は認められなかった。一貫して亜コンドライト質のεHft値(-3.8から-34.4)は,混成した地殻成分が繰り返し長期間再活動したことを示す。このマグマの発生に初生マグマの大きな関与は認められない。U-Pb地質年代データの包括的データセットと対をなすHfモデル年代から,Goasの源物質に影響を及ぼした地殻成分は,アフリカ中央-西部の古原生代のEburnean造山帯に由来する物質の関与が大きい特定の造山活動時に形成されたことが示唆される。しかしながら,地球化学・U-Pb地質年代学・Hf同位体分類学は,パン-アフリカン造山サイクルが海洋の閉止と沈み込みを含むか否かに関する長期に及ぶ論争に,明白な結論を出せない。なぜなら,Damara造山の初期ステージにおける地殻の溶融過程の存在が,主要な役割を演じたらしいからである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  深成岩 

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