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J-GLOBAL ID：201502211190261892   整理番号：15A0788288

回分式及び流通式系における樺木材チップと木粉の前加水分解:比較評価

Water Prehydrolysis of Birch Wood Chips and Meal in Batch and Flow-through Systems: A Comparative Evaluation

著者 (2件)： BORREGA Marc (Aalto Univ., Aalto, FIN) ,  SIXTA Herbert (Aalto Univ., Aalto, FIN)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 54  号： 23  ページ： 6075-6084  発行年： 2015年06月17日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマスからヘミセルロースやリグニンを抽出する前処理で用いられる前加水分解について,反応系,流量,粒子径,固形成分等の操作状態の影響を木材収率を基準に比較した。ヘミセルロース成分が少ない生成物を目的とするならば,木材チップを用いて固形成分が高い回分式反応装置を利用するのが適切であり,水とエネルギー消費量が低減できた。木材粒径と固形成分の増加によって脱リグニン反応が妨害される回分式に比べて流通式ではリグニンの抽出が促進された。抽出糖分の回収が前加水分解の目的ならば,糖分の分解が最少化される事から流通式の方が適切であった。回分式及び流通式反応装置での最適条件を得るには,更なるデータの収集が必要である。

シソーラス用語： 回分反応器 ,  流通反応器 ,  *加水分解 ,  *木材チップ ,  *カバノキ科 ,  ヘミセルロース ,  リグニン ,  抽出 ,  最適条件

分類 (1件)： 木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 流通 ,  木材チップ ,  木粉 ,  加水分解 ,  比較評価