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J-GLOBAL ID：201502211194753608   整理番号：15A0303259

コト・データベースによるモノ・コトづくり支援

Product and Process Design Support based on `COTO’ Database

著者 (4件)： 渡辺健太郎 (独立行政法人産業技術総合研究所 サービス工学研究センター) ,  西村拓一 (独立行政法人産業技術総合研究所 サービス工学研究センター) ,  本村陽一 (独立行政法人産業技術総合研究所 サービス工学研究センター) ,  持丸正明 (独立行政法人産業技術総合研究所 サービス工学研究センター)
資料名： 人工知能学会論文誌(Web)  (TJSAI (Web))
巻： 30  号： 1  ページ： 383-392 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0128A  ISSN： 1346-8030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは以前に人と人の相互作用によって価値を創出する人起点サービス現場の従業員行動モデルを提案したが,そうしたサービスの改善・再設計を目的とした方法論は十分に整備されてはいない。本論文では,現場従業員の主観的な業務理解から客観的な業務プロセスの観測結果までを収集・蓄積・モデル化する業務プロセス(コト)DBと,それを活用したモノ・コトづくり支援方法論を提案した。本方法論では,1)手続き指向プロセス,2)イベント指向プロセス,3)環境指向プロセス,4)関係指向プロセスから対象のサービス業務プロセスに合ったパターンを選択し,同パターンに関連付けられたサービスプロセスを表現するためのプロセスモデル,観測・分析技術を選択・適用する。現場ごとに適した技術を個別に選択する作業を支援するために1)~4)に基づくコトDB化技術マップを提案し,サービスプロセスパターンへのコトDB化技術の関連付けによって新規事例に対する共通の技術のあてはめを可能とした。実際に医師らが実践している高齢者を対象とする健康支援サービスに本方法論を適用し,現場作業のヒアリング・観察によってサービスプロセスパターンと技術を選択して,サービス改善を実現できることを示した。

シソーラス用語： *データベース ,  *情報収集 ,  *情報蓄積 ,  製造 ,  過程 ,  労働者 ,  地図 ,  調査 ,  サービス
準シソーラス用語： 物作り ,  業務プロセス ,  現場従業員 ,  従業員 ,  技術マップ ,  ヒアリング ,  910改良

分類 (2件)： データベースシステム  (JD03030U) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

タイトルに関連する用語 (2件)： データベース ,  支援