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J-GLOBAL ID：201502211233307939   整理番号：15A0484758

Ca₃Co₄O₉とLa_0.8Sr_0.2CoO₃の階層的メゾスコピック酸化物複合材料における熱電性能の強化

Enhancement of Thermoelectric Performance in Hierarchical Mesoscopic Oxide Composites of Ca₃Co₄O₉ and La_0.8Sr_0.2CoO₃

著者 (7件)： BUTT Sajid (State Key Lab. of New Ceramics and Fine Processing, School of Materials Sci. and Engineering, Tsinghua Univ. ...) ,  XU Wei ,  FAROOQ Muhammad U. ,  REN Guang K. ,  MOHMED Fida ,  LIN Yuanhua ,  NAN Ce-Wen
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 98  号： 4  ページ： 1230-1235  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱電酸化物の電気伝導度と熱電能を高める上での自然な矛盾は単一の熱電酸化物材料の性能向上を難しくする。全体的な導電性と熱電能を同時向上を可能とする熱電酸化物の特異なアーキテクチャを構築する容易な方法について報告した。ここでは,Ca₃Co₄O₉(CCO)とLa_0.8Sr_0.2CoO₃(LSCO)から成る一連の2相ナノ複合材料をボールミル粉砕とそれに続く放電プラズマ焼結(SPS)法で合成した。電子顕微鏡画像から,2つの成分が特異な複合材料を形成するが,個々の結晶性と形態は保持することを明らかにした。熱電能を向上させるため,ナノスケール粒子とサブミクロンスケール粒界を有する階層的メゾスコピック構造のため,LSCOナノ粒子によりCCO粒子に外部歪みが導入された。メゾスコピック構造も導電性の向上に有利である。また,長波長のフォノンはLSCOナノ粒子により効果的に散乱され,熱伝導率は更に抑制された。出力因子と熱伝導率との妥協で,LSCOを25wt%含む複合材料の場合,得られた最大のZTは1000Kで0.41に達した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カルシウム化合物 ,  *コバルト酸塩 ,  *ストロンチウム化合物 ,  *ランタン化合物 ,  *複合材料 ,  階層構造 ,  メソスコピック系 ,  *熱起電力 ,  *放電プラズマ焼結 ,  熱伝導率 ,  因子 ,  出力 ,  *性能指数 ,  散乱 ,  フォノン
準シソーラス用語： コバルト酸カルシウム ,  *コバルト酸ランタンストロンチウム ,  フォノン散乱 ,  出力因子 ,  *熱電能

分類 (3件)： 塩  (CD01050V) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 酸化物 ,  複合材料 ,  強化