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J-GLOBAL ID:201502211246230367   整理番号:15A0909145

プロダイノルフィン遺伝子における機能的多型は逆転学習における認知柔軟性と脳活性化に影響する

A functional polymorphism in the prodynorphin gene affects cognitive flexibility and brain activation during reversal learning
著者 (8件):
資料名:
巻: 2015  号: July  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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オピオイドシステムが行動へ柔軟に適応するための能力において役割を果たしているかどうかは今もまだ不明である。著者らは,参加者が刺激応答関連性へ柔軟に適応しなければならない逆転学習課題での脳の活性化に対しプロダイノルフィン(PDYN)遺伝子の塩基反復配列(68bp VNTR)の機能的多型の影響を調査するため,fMRIを使用した。過去の研究は,この多型の3または4反復(HH遺伝子型)を有する対立遺伝子が,1または2反復(LL遺伝子型)を有する対立遺伝子よりもダイノルフィンAペプチドの高いレベルと関連することを提示する示唆した。行動レベルに関し,HH群はLL群よりも固執誤りを犯した。神経レベルに関し,HH群は,逆転学習と負のフィードバック処理における,左眼窩前頭皮質(lOFC)と皮質-線条体回路の少ない協調およびlOFCと前中帯状回皮質および前島/腹外側前頭前皮質との低い有効な接続性を示した。これは,報酬不確実性を監視するため,または変化に適応するためのHH遺伝子型の低い能力を指摘する。これらの知見は,ダイノルフィンが逆転学習における個体差へ関与する可能性があること,およびオピオイドシステムを考慮することが,意思決定や行動制御の神経化学的相関関係に新たな光を当てる可能性があるという最初の証拠を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  個生態学  ,  中枢神経系 

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