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J-GLOBAL ID:201502211262170404   整理番号:15A1399791

ナフテン酸のH295R細胞に対する内分泌機能かく乱作用に関するin vitro試験及びゼブラフィッシュin vivo試験

Disruption of endocrine function in H295R cell in vitro and in zebrafish in vivo by naphthenic acids
著者 (5件):
資料名:
巻: 299  ページ: 1-9  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オイルサンドプロセス随伴水(OSPW)は,水生生物に対して内分泌かく乱化学作用を呈するとの報告がある。原因化合物は明らかではないが,ナフテン酸(NAs)の関与が想定されてきた。本研究では,OSPWから抽出したNAs(OS-NAs)及び市販NAs(C-NAs)の内分泌かく乱作用をin vitro及びin vivoアッセイを複合して調査した。OS-NAs及びC-NAsのステロイド産生に対する影響を,H295R細胞のホルモン応答性遺伝子のホルモン値及び発現量によって評価した。ゼブラフィッシュ幼生の内分泌系に関与するバイオマーカー遺伝子の転写性を調査し,OS-NAs及びC-NAsが内分泌機能に与える影響をin vivo条件で検定した。OS-NAs及びC-NAsに対する曝露は,17β-エストラジオール(E2)及びプロゲステロン(P4)の産生を著増させ,テストステロン(T)産生を減衰した。OS-NAs及びC-NAs共に,ステロイド産生に関与する数種の遺伝子の発現を著しく誘発した。OS-NAs及びC-NAsに曝露したゼブラフィッシュ幼生の場合,バイオマーカー遺伝子CYP19b,ERα及びVTGの転写産物量は,著しく上方制御され,NAsは,in vivo条件下でのエストロゲン応答性遺伝子転写に対して負の影響を与えることを示唆した。以上の諸結果は,NAsが,OSPWによる内分泌かく乱作用に対して或る程度関与している可能性を示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
分類
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質  ,  油田,ガス田;油,ガス資源  ,  石油精製一般  ,  採収法  ,  有機化合物の毒性 

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