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J-GLOBAL ID：201502211266873574   整理番号：15A1230902

生物エネルギーに関する土地利用変化:土壌炭素とGHG排出のメタ分析

Land use change to bioenergy: A meta-analysis of soil carbon and GHG emissions

著者 (3件)： HARRIS Z.M. (Univ. of Southampton, Southampton, SO17 1BJ, GBR) ,  SPAKE R. (Univ. of Southampton, Southampton, SO17 1BJ, GBR) ,  TAYLOR G. (Univ. of Southampton, Southampton, SO17 1BJ, GBR)
資料名： Biomass and Bioenergy  (Biomass and Bioenergy)
巻： 82  ページ： 27-39  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： W0467A  ISSN： 0961-9534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 系統的レビューとメタ分析を用いて,温帯農業における土壌有機炭素(SOC)と温室効果ガス(GHG)放出に与える第二世代(2G),非食糧生物エネルギー作物に関する土地利用変化(LUC)が与える影響の現状知識を評価し定量化した。138のオリジナル研究の分析によると,耕地から短伐期林(SRC,ポプラ或いはヤナギ)或いは多年生草本(多くはMiscanthusかスイッチグラス)への転換が増大したSOC(+5.0±7.8%と+25.7±6.7%各)を生んだ。草原からSRCへの転移はおおむね中立±14.6%),一方草原から多年生草本転移及び森林からSRC転移は共にSOCの減少を示した(-10.9±4.3%と-11.4±23.4%各)。GHG放出の厳密なメタ分析を行うには対になったデータが不十分であるが,188オリジナル研究からGHGsの一般的傾向の要約数字が,森林及び耕地から多年生草本の転移に伴い土壌CO₂放出の増加及び減少を示した。本研究は,生物エネルギーにおける土地利用変化が温室効果ガス収支に与える影響に関して大きな知識ギャップがあることを明らかにした,特にCH₄に関して。このレビューの衝撃的知見は,モデル化されたデータを検証する実験研究の不足であった。生物エネルギーLCAと持続可能性に関する基準の開発にこれ等のモデルが広く使用されていることを考えると,これが更に長期データセットが必要な分野であった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *生物エネルギー ,  変化 ,  環境アセスメント ,  *土壌炭素 ,  二酸化炭素固定化 ,  *放出 ,  *メタ分析 ,  *システマティックレビュー ,  温帯 ,  土壌有機炭素 ,  *温室効果ガス排出量 ,  農地 ,  森林 ,  ハコヤナギ属 ,  ヤナギ属 ,  ススキ属 ,  キビ属 ,  草原 ,  多年生草 ,  知識
準シソーラス用語： *GHG排出 ,  土壌炭素隔離 ,  *土地利用変化 ,  系統的レビュー ,  耕地 ,  短伐期林 ,  ポプラ ,  柳 ,  Miscanthus ,  スイッチグラス

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  環境工学一般  (SA01010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生物エネルギー ,  土地利用変化 ,  土壌炭素 ,  GHG排出 ,  メタ分析