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J-GLOBAL ID：201502211280378640   整理番号：15A1169095

星形非対称ポリL(D)-乳酸ステレオブロックコポリマーの結晶化挙動に及ぼすポリL-乳酸/ポリD-乳酸ブロック長さ比の影響

Effect of poly(l-lactide)/poly(d-lactide) block length ratio on crystallization behavior of star-shaped asymmetric poly(l(d)-lactide) stereoblock copolymers

著者 (3件)： LI Wei (Dep. of Materials Sci., Fudan Univ., Shanghai, 200433, CHN) ,  MA Yan (Dep. of Materials Sci., Fudan Univ., Shanghai, 200433, CHN) ,  FAN Zhongyong (Dep. of Materials Sci., Fudan Univ., Shanghai, 200433, CHN)
資料名： Polymer Engineering & Science  (Polymer Engineering & Science)
巻： 55  号： 11  ページ： 2534-2541  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： C0640A  ISSN： 0032-3888  CODEN： PYESA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子量(M_n)範囲6.2×10⁴~1.4×10⁵g mol^-1の星形ポリプロピレンオキシドブロックポリD-乳酸ブロックポリL-乳酸(PPO-PDLA-PLLA)ステレオブロックコポリマーの結晶化挙動に及ぼすポリL-乳酸/ポリD-乳酸ブロック(PLLA/PDLA)長さ比の影響を調べた。結晶化挙動は,示差走査熱量計(DSC),偏光顕微鏡(POM),および広角X線回折(WAXD)を用いて調べた。全サンプルに対する140~156°Cの等温結晶化において,ステレオコンプレックス結晶子のみが形成された。一方,全体の結晶化速度は,PLLA/PDLAブロック長さ比の増加に従って減少した。PLLA/PDLAブロック長さ比が7/7から28/7に増加した時,結晶化の半減期(t_1/2)は,140°Cで2.85から5.31に遅くなった。他方,Lauritzen-Hoffman理論に従って,折り畳み表面エネルギー(σ_e)が計算された。σ_eは,PLLA/PDLAブロック長さ比の増加と共に,77.7から73.3erg/cm²に低下した。それに応じて,偏光顕微鏡によって核形成密度の増加が観察された。その結果,PLLA/PDLAブロック長さ比は,PPO-PDLA-PLLAコポリマーの結晶化挙動に顕著な影響を有することが示された。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 星状重合体 ,  PLLA ,  *ポリ乳酸 ,  結晶化 ,  高分子結晶 ,  ステレオコンプレックス ,  ポリマブレンド ,  晶析速度 ,  *ポリプロピレンオキシド ,  分子構造 ,  鎖長効果 ,  *ステレオブロック共重合体 ,  微細構造
準シソーラス用語： PDLA【重合体】 ,  等温結晶化

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 非対称 ,  乳酸 ,  ステレオ ,  ブロックコポリマー ,  結晶化挙動