抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乳製品の甘味料では砂糖が最も多く使われているが,代替の甘味料が徐々に普及している。特に30~49歳の世代で,食品,飲料にステビアのような天然の甘味料を求める動きがある。Real Stevia社によるとスウェーデンの消費者はステビアに対する認知度(67%)が高く,Coca-Colaなど食品の国際企業がスウェーデンでテストマーケティングを行なっている。スウェーデン消費者のほぼ全員がステビア含有製品を買ったことがあると回答している。購入理由の第一位は’天然原料だから’(44%)で,次いで’味’(38%),’嫌味がない’(34%)であった。食品,飲料メーカーがステビアを使う場合に考慮すべきは砂糖との相性である。ステビアと砂糖は互いに補い合い,減糖に成功した製品ができる場合が多い。ステビア原料メーカーのPureCircle社はレバウジオシドM(Reb M)の飲料利用について米国特許を取得し,この知的財産権を国際的なものにすべく努力している。Cargill社は次世代のゼロカロリー甘味料として「EverSweet」を新規に市場導入した。