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J-GLOBAL ID:201502211436487534   整理番号:15A0923286

中温酢酸流加嫌気性リアクタにおけるメタン生産及び硫酸還元に及ぼす硫酸添加の影響

Effect of sulfate addition on methane production and sulfate reduction in a mesophilic acetate-fed anaerobic reactor
著者 (4件):
資料名:
巻: 99  号:ページ: 3269-3277  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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中温嫌気性移動層生物膜リアクタ(MBBR)を運転し,唯一の炭素源として酢酸を用いたメタン生産及び硫酸還元に及ぼす硫酸添加の影響を評価した。結果から,4.0g TOC/L/日の有機物負荷率で,TOC除去効率及びバイオガス生産速度は硫酸なしで各々95%以上及び7000mL/L/日を達成し,硫酸添加によりわずかに低下した(500-800mg/L)。メタン生産能は硫酸の添加により顕著に影響を受けなかったが,硫酸還元効率は酢酸流加リアクタにおいて23-87%で安定しなかった。FISHを用いて,リアクタにおける酢酸分解メタン生成細菌(MPB)及び硫酸還元細菌(SRB)の機能的微生物組成を解析した。結果から,硫酸濃度の増加により,Methanomicrobialesの比率は最大58±2%増加したが,Methanosaeta及びMethanosarcinaは低下することを認めた。主要なメタン生成細菌は酢酸分解及び水素化メタン生成細菌の分布から水素化メタン生成細菌にシフトした。水素化メタン生成細菌が優勢である時,硫酸還元効率は高いが,酢酸分解メタン生成細菌が優勢である時,硫酸還元効率は低かった。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 
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