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J-GLOBAL ID：201502211467187369   整理番号：15A1105589

マイクロフレームの大気圧低温プラズマ支援燃焼特性

Characteristics of Low Temperature Plasma Assisted Combustion at Atmospheric Pressure

著者 (6件)： 高寺健太郎 (神戸市工高専) ,  廣澤謙弥 (神戸市工高専) ,  高橋宏 (神戸市工高専) ,  赤松浩 (神戸市工高専) ,  赤対秀明 (神戸市工高専) ,  吉本隆光 (神戸市工高専)
資料名： スマートプロセス学会誌  (Journal of Smart Processing - for Materials, Environment & Energy -)
巻： 4  号： 5  ページ： 240-246  発行年： 2015年09月20日 
JST資料番号： F0907C  ISSN： 2186-702X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バイオマスガス(メタン)燃料が化石燃料の代替燃料として期待されているが,低カロリ,低濃度な燃料で燃焼性が低いといった問題がある。本研究では,燃料にメタンを用い,各種燃焼方式においてマイクロフレームの火炎形状や火炎の安定限界,火炎内の構造などを測定する事で,大気圧低温プラズマ支援がバイオマスガスの有効な燃焼技術となり得るか検討を行った。得られた結論を以下に示す。1)拡散燃焼,プラズマ支援燃焼において火炎長さは燃料流量が増加するにつれ長くなる。2)拡散燃焼において火炎の吹き飛び速度はノズル口径が増加すると増加し,希釈割合が増加すると減少する。プラズマを用いると火炎はより安定した。予混合燃焼では拡散燃焼に近づくと吹き飛び速度は増加する。3)火炎の安定限界の下限は,燃料流量が一定の値で存在すると考えられる。4)火炎の希釈限界はメタン火炎において燃料割合は20%である。プラズマを用いることで更に希釈が可能となる。

シソーラス用語： 大気プラズマ ,  *燃焼特性 ,  燃焼 ,  *生物燃料 ,  メタンガス ,  拡散燃焼 ,  予混合燃焼 ,  火炎長さ ,  ノズル ,  直径 ,  酸化窒素 ,  温度分布 ,  希薄気体 ,  *バイオマス ,  代替燃料
準シソーラス用語： NOx排出量 ,  *プラズマ支援燃焼 ,  火炎安定性 ,  大気圧プラズマ ,  流量依存性

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (10件)：

• 1) 赤松浩、金田知大、市川和典: 神戸高専研究紀要、 50 (2012) 87-92.
• 2) Jie Tang, Wei Zhao and Yixing Duan: IEEE Transaction on PLASMA SCIENCE, 38-12 (2010).
• 3) 長家知生、赤松浩、高寺健太郎、吉本隆光: プラズマ応用科学 (Journal of JAPS), 21-1 (2013) 41-46.
• 4) 吉本隆光、木之下幸一郎、北村英樹、谷川涼一: 高温学会誌、36-5 (2010) 233-239.
• 5) K.TAKATERA: Proceedings of the 3rd International Forum on Heat Transfer, Summary or Paper-IFHT139 (2012).

タイトルに関連する用語 (3件)： 大気圧低温プラズマ ,  支援 ,  燃焼特性