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J-GLOBAL ID:201502211509237787   整理番号:15A1079206

多環芳香族炭化水素の水素移動反応による接触クラッキング

Catalytic cracking of polycyclic aromatic hydrocarbons with hydrogen transfer reaction
著者 (5件):
資料名:
巻: 161  ページ: 207-214  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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流動接触分解(FCC)に基づく石油精製プロセス増強を目的として,多環芳香族炭化水素(PAH)の接触分解を希土類元素によりイオン交換したUSYゼオライトからなるFCC触媒を用いて検討した。本研究ではPAHをn-ヘキサデカンに溶解し,516°Cで操業される固定床ミクロ試験反応器に供給した。反応生成物の分析から,二環PAHはFCC触媒によりほとんど分解されず,一方三環PAHは高反応性で,急速に単環芳香族炭化水素,二環PAHおよびコークに変換された。希土類元素担持量の異なるFCC触媒を用いるテストから,担持量は三環PAHの変換にほとんど影響しないことが明らかになった。これに加えてUSYゼオライトを含み単位格子サイズが同様,従って同様の水素移動活性をもつ触媒は,希土類元素酸化物量が異なっていても,三環PAH変換の触媒活性は同様である。本結果は水素移動反応が三環PAH変換に重要な役割をもち,希土類元素担持の主な効果はUSYゼオライトを水蒸気失活に対して安定化することによる触媒の水素移動活性の維持であることを示唆した。以上をまとめて,本研究はPAHを加圧水素雰囲気を必要とすることなく有用な軽質成分に変換するFCCプロセスの可能性の実証に成功した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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分解反応  ,  不均一系触媒反応  ,  その他の触媒  ,  変性プロセス  ,  反応工学,反応速度論 
タイトルに関連する用語 (2件):
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