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J-GLOBAL ID：201502211516770385   整理番号：15A1033897

多重回帰アルゴリズムによる熱活性建築システム(TABS)の適応予測制御

Adaptive predictive control of thermo-active building systems (TABS) based on a multiple regression algorithm

著者 (3件)： SCHMELAS Martin (Inst. of Energy System Technol. (INES), Offenburg Univ. of Applied Sciences, Badstrasse 24, 77652 Offenburg, DEU) ,  FELDMANN Thomas (Inst. of Energy System Technol. (INES), Offenburg Univ. of Applied Sciences, Badstrasse 24, 77652 Offenburg, DEU) ,  BOLLIN Elmar (Inst. of Energy System Technol. (INES), Offenburg Univ. of Applied Sciences, Badstrasse 24, 77652 Offenburg, DEU)
資料名： Energy and Buildings  (Energy and Buildings)
巻： 103  ページ： 14-28  発行年： 2015年09月15日 
JST資料番号： A0199A  ISSN： 0378-7788  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 冷暖房建築物においては,熱活性建築システム(TABS)がその経済性と効率性から注目されている。しかし,その熱容量の大きさから,システムの制御が複雑でパラメータ解析に時間がかかる。一般の制御理論では,その内部熱源が突然変化した時に,建築物の最適温熱快適性が得られなかった。本論では,TABSの制御に用いる多重線形回帰(AMLR)を用いた適応予測計算法を提案した。本法では自己学習機能によって暖房,冷房曲線のパラメータ解析は必要とならない。計算事例によれば,適応予測制御法によってポンプ運転時間が最大81%削減でき,温熱快適性は上昇した。本アルゴリズムの妥当性は3週間の屋内実験によって検証された。アルゴリズムの計算は簡単で実用的であり,OA建築にも有効であった。本法は建築物の熱容量による負荷低減の可能性を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多重回帰分析 ,  アルゴリズム ,  熱影響 ,  活性化 ,  *建築物 ,  *予測制御 ,  コンクリート ,  コア構造 ,  温熱環境 ,  快適性 ,  *冷暖房負荷 ,  *熱容量 ,  数値解析 ,  内部発熱 ,  実証実験
準シソーラス用語： パラメータ解析

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 多重回帰 ,  アルゴリズム ,  活性 ,  建築 ,  適応 ,  予測制御