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J-GLOBAL ID:201502211530995607   整理番号:15A0468901

スギノアカネトラカミキリ被害材の利用に関する研究-スギ・ヒノキ板材の曲げ強度および縦圧縮強度-

著者 (4件):
資料名:
号:ページ: 131-146  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: Y0650C  ISSN: 2187-5634  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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原木の動的ヤング係数は,スギが8.55kN/mm2でヒノキが11.44kN/mm2(9.45~13.60kN/mm2)となり,当場の柱角適寸丸太のデータと比較すると近い値であった。板材の動的ヤング係数は,スギが無被害材9.23kN/mm2および被害材が9.01kN/mm2,ヒノキがそれぞれ12.08kN/mm2および11.82kN/mm2で,被害による有意な差は認められなかった。曲げヤング係数は,スギ,ヒノキともに健全部とアカネ被害部の間で有意な差が認められなかった。また,曲げ強度において,スギは健全部とアカネ被害部の間で有意な差が認められたが,目視等級の基準強度を上回った(特異な1体を除く)。ヒノキは両者間の差はなく,目視等級の基準強度を上回った。縦圧縮強度について,スギは健全部とアカネ被害部の間で有意な差が認められたが,目視等級区分の基準強度を上回った。一方,ヒノキは1%水準で有意な差が認められ,また,目視等級の1級及び2級の基準強度を下回る試験体が見られた。ヒノキの縦圧縮強度とアカネ被害度およびと節径比の間で有意な負の相関が見られたことから,強度に影響を及ぼす要因として,アカネ被害度とともに節径比も考慮する必要がある。(著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材の性質・構造  ,  昆虫・ダニによる植物被害 

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