文献

J-GLOBAL ID：201502211625363226   整理番号：15A1014020

ピラゾロン類似体存在下でのマイクロ波支援β脱離による定量的O-グリコミクス

Quantitative O-Glycomics by Microwave-Assisted β-Elimination in the Presence of Pyrazolone Analogues

著者 (8件)： FURUKAWA Jun-ichi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  PIAO Jinhua (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  YOSHIDA Yasunobu (Shionogi & Co., Ltd., Sapporo, JPN) ,  OKADA Kazue (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  YOKOTA Ikuko (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  HIGASHINO Kenichi (Shionogi & Co., Ltd., Sapporo, JPN) ,  SAKAIRI Nobuo (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SHINOHARA Yasuro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 15  ページ： 7524-7528  発行年： 2015年08月04日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリコシル化は蛋白質の最も重要な翻訳後修飾であり,蛋白質がその意図する機能を達成するために必須である。蛋白質のグリコシル化は,N-結合グリコシル化とO-結合グリコシル化に分類される。本論文で,マイクロ波(MW)支援ピラゾロン類似体存在下でのβ脱離(BEP)を用いる,新規のO-グリコミクス法を報告した。連続的固相抽出と組合わせたマイクロ波支援BEP法を,細胞性O-グリコミクス分析に応用した。反応条件の最適化により,ムチンタイプ糖蛋白質を含むモデル糖蛋白質からの全O-グリカンの回収を改善し,反応時間を16時間から2時間に短縮した。この方法では反応効率の改善により従来の方法より1桁少ない10⁶個の細胞でO-グリコミクス分析ができた。

シソーラス用語： *遺伝学 ,  *生化学 ,  *ケトン ,  *窒素複素環化合物 ,  溶媒抽出 ,  効率 ,  ムチン ,  固相抽出 ,  MALDI-TOF MS ,  糖タンパク質 ,  飛行時間法 ,  *グリコミクス ,  *ピラゾロン類 ,  マイクロ波支援抽出 ,  反応効率 ,  *自然科学

分類 (3件)： 質量分析  (CC03013N) ,  抽出  (CC01040H) ,  糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 類似体 ,  マイクロ波 ,  支援 ,  定量 ,  グリコミクス