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J-GLOBAL ID:201502211640845759   整理番号:15A0694652

Mo0.3Cu0.7Sr2ErCu2Oyのコアレベル光電子放出,超伝導ペロブスカイト誘導体,非従来型構造-特性関連性

Core-level photoemission spectra of Mo0.3Cu0.7Sr2ErCu2Oy, a superconducting perovskite derivative. Unconventional structure-property relationships
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巻: 44  号: 23  ページ: 10795-10805  発行年: 2015年06月21日 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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種々の酸素含量のMo0.3Cu0.7Sr2ErCu2Oyの電子状態の詳細研究を報告した。半導性から超伝導性状態までのMo0.3Cu0.7Sr2ErCu2Oy系の電子状態への酸素化の影響をX線光電子分光(XPS)法で調べた。XPS研究は,MoVとMoVIの混合酸化状態に在り,合成直後試料ではMoVがMoVIに比べ量的に優勢であった。しかし,酸素雰囲気下での合成試料の熱処理は,MoVI状態を増強した。同時に銅種における還元が見出された。Cu2pスペクトルでは,サテライトと主ピーク間(ES-EM)のより大きなエネルギー分離とより低い強度(IS/IM)比が,超伝導転移温度(Tc)のより高い値と相関することが分かった。配置間相互作用モデル内でのこれらのスペクトルの解析は,Tcのより高い値とO2p-Cu3d電荷移動エネルギーのより低い値の相関性を示唆した。Sr3dとO1sレベルスペクトルにおける変化は,酸素化後の(Mo・Cu)O1+δ鎖サイトにおける酸素挿入に相関した。銅面における正孔濃度は,室温熱電能から求めた。これは,酸素化後Tc上昇に伴う上昇傾向を示した。これらの実験結果は,Tc上昇が電荷移動エネルギー低下で見られることを示した。これは,実際,従来の一般見解に反し,アピカル銅-酸素距離(Cu2-O2)の短縮とCuO2面バックリング角度の上昇に並行して起こった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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塩基,金属酸化物  ,  酸化物系超伝導体の物性  ,  電子分光スペクトル 

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