文献
J-GLOBAL ID:201502211656558792   整理番号:15A0547823

高度蛍光性試料のラマンスペクトル回復用の自動蛍光引き算アルゴリズムを用いたラマンピーク認識アルゴリズム

A Raman peak recognition method based automated fluorescence subtraction algorithm for retrieval of Raman spectra of highly fluorescent samples
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 2770-2778  発行年: 2015年03月21日 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
強力な蛍光バックグランドはラマン分光応用における主要な問題である。弱い組織ラマン信号を忠実に回復するために適したアルゴリズムが必要になる。本論文では,新しいラマンピーク認識法(RPR法)と改良逐次平滑化法(SG-SR法)を組み合わせて,ラマンスペクトルの自動アーチファクトフリー回復ができる新規アルゴリズムを提案した。変形Savitzky-Golay逐次処理に基づくSG-SR法により,収束速度の大幅改善が可能である。連続的緩和逐次法に対して新しい負緩和因子を適用することにより,ラマンピークの自動認識が可能になる。提案アルゴリズム(RIA-SG-RPRアルゴリズム)では,人間の干渉を避けるためにSG-SR法に対する固有収束基準として機能するRPR法によって,はじめに真のラマンピーク位置を検出する。続いて,SG-SR法の逐次的手法により真のラマン信号を回復する。数学的シミュレーションによるラマンスペクトル,および種々の蛍光試料由来の実験的に記録されたラマンスペクトルを用いてアルゴリズムの最適化と検証を行ない,高い蛍光バックグランドと直接な人間による介入の両方を大きく排除することに成功した。本アルゴリズムにより偽のラマン特徴が劇的に回避され,より困難なラマン応用における分子特質の評価に対するラマン分光の適用に大きく資することがわかった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル一般 

前のページに戻る