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J-GLOBAL ID:201502211671736070   整理番号:15A0961819

フラーレン状WS2の種々のシラン表面官能化に関する比較研究

Comparative investigation of different silane surface functionalizations of fullerene-like WS2
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号: 15  ページ: 5125-5135  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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無機フラーレン状二硫化タングステン(IF-WS2)ナノ粒子は重合体や潤滑剤への添加物として,とくにその表面がシラン改質剤によって官能化された場合,有用である。しかし,そのようなシラン化反応が良い結果をもたらしているかどうか,そしてそれが最終的な分散品質に及ぼす影響についてはまだ疑わしい。本研究では,IF-WS2を三つの異なるシラン改質剤で官能化し,X線光電子分光法,赤外線分光法,滴定,熱重量分析,質量分析により調べた。最終的に,分散挙動を比較するために,それらを超音波処理でエタノール中に分散させた。種々の解析法を組み合わせた結果,IF-WS2の表面は用いたシラン改質剤中の二つのもので官能化することができたが,三番目のものでは繰り返し調べたが不成功に終わった。官能化反応が成功したかどうかは粒子の表面におけるSi量がかなり明瞭な指標であると思われる。IF-WS2は官能化過程で酸化するようであり,恐らく酸性のSO2またはSO3を作製し,それらが基本的表面改質剤を完全に酸性化することができる。シラン改質剤の添加無しの処理はエタノール中でのIF-WS2の分散性をある程度向上させたが,改質剤の添加は分散性を著しく劣化した。TEM像によれば,IF-WS2粒子が凝集体を形成し,それが分散性を制限したのであろう。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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硫黄とその化合物 
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