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J-GLOBAL ID：201502211693408742   整理番号：15A1189205

遷移金属触媒によるケトンで誘起されたまたは仲介されたC-H官能化

Transition metal-catalyzed ketone-directed or mediated C-H functionalization

著者 (5件)： HUANG Zhongxing (Dep. of Chemistry, Univ. of Texas at Austin, Austin, Texas 78712, USA. [e-mail]) ,  LIM Hee Nam ,  MO Fanyang ,  YOUNG Michael C. ,  DONG Guangbin
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 44  号： 21  ページ： 7764-7786  発行年： 2015年11月07日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遷移金属触媒によるC-H官能化は,有機合成における突出したそしてまた不可欠なツールに発展した。窒素,リンおよび硫黄ベースの官能基(FGs)が,C-H活性化の位置選択性を制御するための効果的な誘導基(DGs)として広く使用される一方,一般的なFGs(例えばケトン,アルコールおよびアミン)のDGとしての使用が連続して遂行された。ケトンは,様々な分子へのそれらの普及と合成中間体としての多才な反応性のために,DGsおよび基質としての特に魅力的な選択枝である。過去20年の間にわたり,ケトンによって誘起されるまたは仲介される遷移金属触媒によるC-H官能化は急激な成長を経験した。本レビューは,これらの進歩を3つの主要なカテゴリーに要約する:ケトンカルボニルのDGsとしての使用,直接的β-官能化,そして非活性化オレフィン類およびアルキン類によるα-アルキル化/アルケニル化である。これらのサブセクションの各々は,戦略的なデザインおよび反応発見の展望から議論される。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： C-H結合 ,  *触媒反応 ,  遷移金属触媒 ,  遷移金属錯体 ,  反応機構 ,  サイクル ,  *付加反応 ,  有機ケイ素化合物 ,  環化反応 ,  カップリング反応 ,  置換反応 ,  アルキル化 ,  アルケン ,  *隣接基関与 ,  芳香族ケトン
準シソーラス用語： *遷移金属触媒反応 ,  触媒サイクル

分類 (3件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  触媒反応一般  (CB06080F) ,  反応に及ぼす構造の効果  (CF02110Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 遷移金属触媒 ,  ケトン ,  誘起 ,  仲介 ,  官能化