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J-GLOBAL ID：201502211710801844   整理番号：15A0952909

潅がい水量と潅がい水効率の同時確率分布に関する研究

Study on the joint probability distribution of irrigation water volume and irrigation water efficiency

著者 (3件)： ZHAO Yong (China Inst. of Water Resources and Hydropower Res., Beijing, CHN) ,  ZHANG Jinping (Zhengzhou Univ., Henan Province, CHN) ,  XIAO Weihua (China Inst. of Water Resources and Hydropower Res., Beijing, CHN)
資料名： Water Science & Technology: Water Supply  (Water Science & Technology: Water Supply)
巻： 15  号： 4  ページ： 802-809  発行年： 2015年 
JST資料番号： H0933B  ISSN： 1606-9749  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 潅がい水量の潅がい水利用効率に対する影響に関する研究はほとんどなされていない。本研究の狙いは,1)潅がい水量と潅がい水効率の共同確率分布を構築すること,2)潅がい水量と潅がい水効率の再現期間の構築,及び3)潅がい水効率の条件付き確率を提示すること,である。Frank copula関数を用いて,潅がい水量と潅がい水効率の同時確率分布を構築し,それらの同時再現期間についても記述し,潅がい水量と潅がい水効率の遭遇確率を明らかにした。二変数copula関数は,Jinghuiqu潅がい区の潅がい水量と潅がい水効率の関係をうまく記述することができ,単一変数の周辺分布関数に対して何らの制限を持たない。したがって,Copula関数は,ランダム変数の確率解析に対して潜在的な最適アルゴリズムである。潅がい水量と潅がい水効率の様々な遭遇状況での再現期間についても実証した。更に,様々な潅がい水量状況下での潅がい水効率の条件付き確率を構築し,潅がい水量の潅がい水効率に及ぼす定量的効果を示した。低水量条件下での潅がい水効率は高水量状況下よりも常に大きかった。したがって,Jinghuiqu地区の水資源条件は潅がい水効率に影響を持つ。通常,この影響は水利用活動と水管理レベルによって潅がい水効率に及ぼされる。水量が小さいときは潅がい水効率が改善されるのは確かである。様々な水量状況下での潅がい水効率の条件付き確率で潅がい水効率を改善する可能性があることは明らかである。したがって,利用可能な潅がい水量に従って,潅がい水利用について実施可能な計画がなされるべきである。

シソーラス用語： *分布関数 ,  *多変量解析 ,  *灌漑用水 ,  *効率 ,  体積 ,  *確率分布 ,  *同時性 ,  容量
準シソーラス用語： コピュラ ,  *潅がい水効率 ,  *水利用効率 ,  *同時確率分布 ,  灌漑水量 ,  水量 ,  容積

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  水利用,その他  (RC11030Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 潅がい水 ,  同時確率 ,  分布 ,  研究